成瀬巳喜男の設計
世界的な評価の気運にある成瀬巳喜男の数多くの作品で美術監督を担当した中古智が、成瀬映画のロケとセットの特質と装置家の仕事をビビッドに語る。
傑作はいかにして支えられたか。数々の名作を成瀬巳喜男が思いのままに撮れたのは、成瀬組と総称されるスタッフが最良の仕事ぶりを発揮したからに他ならない。成瀬作品をはじめ東宝映画の美術を長年にわたって担当した中古智が、今は失われた「撮影所の映画」の豊かなディテールとその歴史を語る。
成瀬巳喜男との再会
『巴里の屋根の下』を見て映画をやろうと決意しました
PCL美術部が出来るまで
経済主義的な東宝路線を築いた北猛夫
久保一雄・山崎醇之助の仕事
美術監督としてのデビュー
セットにおける装置家の仕事
『めし』について
『山の音』について
『浮雲』について
『ゴジラ』から『大番』シリーズのころ
最後の成瀬巳喜男
中古智美術監督作品目録
成瀬巳喜男監督作品目録
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可