象徴としての女性像
国家の象徴、男を滅ぼす悪者……男は女をどう描いてきたのか。美術史上の女性像の成立と受容をたどり、その波瀾万丈な変遷を跡づける画期的ジェンダー美術論。
- シリーズ:単行本
- 5,145円(税込)
- Cコード:0071
- 整理番号:
- 刊行日:
2000/05/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5判
- ページ数:528
- ISBN:4-480-87321-X
- JANコード:9784480873217
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家庭内では出産・育児を引きうけ、また劣等であるがゆえ社会から遠ざけられ、さらに、男をたぶらかす悪者とされてきた、物言わぬ「女」たち。彼女らがどのようにとらえられ、表象されてきたか―その波瀾万丈な変遷を丹念にたどる新しい美術史。
第1章 女神の没落
第2章 禍いをもたらす女
第3章 ルクレティア―ファロス(男根)の帝国
第4章 紡ぐ女―アテナとアラクネ
第5章 女英雄ユーディットの変容
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