そば往生
種を蒔き、石臼をまわして粉を挽く、たかが手打そば。なぜ旨い! そば打ちの哲学者による、西から北へのそば街道美味巡礼。喉ごし実感の打ちたてエッセイ。
- シリーズ:単行本
- 1,680円(税込)
- Cコード:0095
- 整理番号:
- 刊行日:
2002/11/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:208
- ISBN:4-480-87745-2
- JANコード:9784480877451
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手打そばの隠れた名店を求めて、西は京都・金沢・武生から松江・山口・津和野、さらに出雲・亀嵩へ、東は神田、江戸そばの今、北は仙台・会津・山形―そば街道極まるところ。はたして巡礼の果てのそば往生か。はたまた美学と人間学の飽くなき探求か。
第1部 そば打ちはなぜ楽しい(手打そばはなぜうまい―角に始まり角に終わる
そば打ちはなぜ楽しい―そば打ちは創造である
そばは料理か―それは工房での営みである ほか)
第2部 そば暦三百六十五夜(新そばのころ
そばはまだまだ旬
そば更年期を迎える ほか)
第3部 そば打ち巡礼記(新生と再生―京に残した見果てぬ夢
そば百万石―金沢城隅櫓
越前おろしそば―武生に時は堆積する ほか)
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