そば往生

石川 文康

種を蒔き、石臼をまわして粉を挽く、たかが手打そば。なぜ旨い! そば打ちの哲学者による、西から北へのそば街道美味巡礼。喉ごし実感の打ちたてエッセイ。

そば往生
  • シリーズ:単行本
  • 1,680円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2002/11/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-87745-2
  • JANコード:9784480877451
石川 文康
石川 文康

イシカワ フミヤス

1946年、北海道生まれ。同志社大学大学院博士課程修了。ハイデルベルク大学、ボン大学に留学、その後ミュンヘン大学、トリアー大学にて客員研究。カントを中心とする近世ヨーロッパ哲学専攻。カント研究の第一人者として知られる。現在、東北学院大学教授。哲学博士(Dr.phil.)。自他共に認める蕎麦好きで、蕎麦に関する著書もある。『カント入門』『そば打ちの哲学』(ちくま新書)、『そば往生』(筑摩書房)、『カント第三の思考』『良心論』(名古屋大学出版会)、『カント事典』(共編著、弘文堂)、『西洋哲学の10冊』(共著、岩波書店)など著書多数。

この本の内容

手打そばの隠れた名店を求めて、西は京都・金沢・武生から松江・山口・津和野、さらに出雲・亀嵩へ、東は神田、江戸そばの今、北は仙台・会津・山形―そば街道極まるところ。はたして巡礼の果てのそば往生か。はたまた美学と人間学の飽くなき探求か。

この本の目次

第1部 そば打ちはなぜ楽しい(手打そばはなぜうまい―角に始まり角に終わる
そば打ちはなぜ楽しい―そば打ちは創造である
そばは料理か―それは工房での営みである ほか)
第2部 そば暦三百六十五夜(新そばのころ
そばはまだまだ旬
そば更年期を迎える ほか)
第3部 そば打ち巡礼記(新生と再生―京に残した見果てぬ夢
そば百万石―金沢城隅櫓
越前おろしそば―武生に時は堆積する ほか)

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