鰻にでもする?
日々の生活のなかにある贅沢
旅に出なければけっして出会うことのなかった味や知ることのなかった味、記憶の奥に眠る味……。『買えない味』に続くエッセイ集第二弾。
「dancyu」に好評連載中のエッセイ、『買えない味』に続き単行本化。日々の生活のなかにある贅沢。
はっとする味(醤油―一滴か二滴か。油断禁物
パセリ―「つけ合わせ」以上の美学 ほか)
鰻にでもする?(鰻―鰻にでもする?
酒―極彩色の夢を見る ほか)
なくてはだめなのだ、もう(精米―米にだって鮮度はある
たわし―調理道具にもなる ほか)
日常のすきま(小鉢―手間を少しだけ盛りこむ
ガラス―使い終わりに山場あり ほか)
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